今回の数字を、公式ページのどこから取ったか
この記事は2026年9月10日に、Transcope(トランスコープ)の公式サイトを開き、そこに表示されていた4プランの金額・文字数の上限・追加オプションの単価を書き写して整理したものです。見ているのは支払う金額と上限の設計だけで、生成される文章の質や競合分析の精度は測っていません。
単独の料金ページ(/pricing)は今回本文が描画されず、金額を読み取れませんでした。数字が取れたのは、トップページ側に置かれた料金表のほうです。金額は改定されることがあるため、支払う前に公式ページで表示を確認してください。
確定できたことが2つあります。ひとつは税区分で、料金表に税込の明記があります。もうひとつは契約期間で、最低契約期間は1ヶ月、以降は1ヶ月ごとの自動更新と書かれていました。
一方で、公式ページからは決められなかったものもあります。
- 年払いプランの有無。料金表に月額しか載っておらず、年契約の割引があるとも無いとも書かれていない(要確認)
- Freeプランの登録にクレジットカードが要るかどうか(要確認)
- 生成し直し(リライト)が文字数の消費にどう数えられるか(要確認)
このうち年払いとクレジットカードの件は、記事上部の「向かない人・注意点」欄にも書いています。評価の方針は運営方針・評価基準にまとめました。ツールそのものの実力は無料のライティングAIとの比較、使っている人の評価はトランスコープの評判に分けてあります。
追加で買う文字は、いま契約しているプランと同じ単価
料金表を金額のまま眺めると、Basicが11,000円、Proが38,500円、Enterpriseが66,000円と、約3.5倍・約1.7倍と飛びます。ところが月額を文字数の上限で割ると、飛んでいるのは支払額のほうで、1文字あたりはきれいに3段階へ並ぶことが分かります。
同じ割り算を文字数追加オプションにも当てると、比較表の「1文字あたり」と「追加ぶんの1文字あたり」は、どのプランでも同じ値になります。つまり追加オプションは、上限を超えた人向けの割高な後払いではありません。
これが分かると、足りなくなったときの考え方がはっきりします。買い足しても1文字あたりは安くならないので、単価を下げたければプランそのものを上げるしかありません。逆に言えば、上限に触れた月にあわてて上のプランへ移らなくても、単価が悪くなるわけではないということです。
足りないときに買い足すか上げるかは、7本目と9本目で逆転する
Basicで文字数が足りなくなったとき、道は2つです。20,000文字ずつ4,400円で買い足すか、Proに上げて月38,500円を払うかです。単価は買い足しのほうが高いので(0.22円と0.154円)、積んでいけばいつかは逆転します。
実際に足していくと、逆転する場所は次のようになります。
- 追加5本 … 11,000+22,000=33,000円 / 上限150,000文字
- 追加6本 … 11,000+26,400=37,400円 / 上限170,000文字(Proより1,100円安い)
- 追加7本 … 11,000+30,800=41,800円 / 上限190,000文字(Proより3,300円高い)
金額が逆転するのは7本目です。これが料金表から出せる事実の側で、この記事ではここを分かれ目と呼びます。
Proで足りなくなったときも形は同じです。Proの追加は20,000文字で3,080円なので、8本足すと63,140円で410,000文字、9本足すと66,220円で430,000文字になります。Enterpriseは66,000円で600,000文字ですから、逆転は9本目です。
ただし、どちらも逆転の1本手前に注目したほうが決めやすくなります。同じ基準を両方に当てると、Basicの6本目はあと1,100円、Proの8本目はあと2,860円で、上のプランの上限に届く位置です。毎月の買い足しがBasicで6本、Proで8本に届くようになったら、逆転を待たずに上げたほうが、同じくらいの支払いで余裕が出ます。
買い足した文字は締日で消える
締日を超えると消えることと、反映に最大1営業日かかることは「向かない人・注意点」欄のとおりです。ここでは、その条件のもとでいつ買うかを決めておきます。
対処は単純で、追加を買うタイミングを月の前半に寄せることです。前の月に何文字使ったかを控えておき、月初の時点で今月は足りなさそうだと分かったら、その時点で足しておけば消えるリスクは小さくなります。締日の直前に気づいて買うのが、いちばん損をしやすい順番です。
なお、月額プランに最初から含まれる文字数のほうが翌月に繰り越せるかどうかは、料金表に記載がありません(要確認)。上限の使い残しをどう扱うかという観点はAIライティングツールの比較で別に整理しています。
自分の生成量を先に数えてから、座る席を決める
この料金表は、上限を使い切る前提で1文字あたりが決まる作りです。そのため選ぶ順番は、プランを見比べるより先に、自分が月に何文字生成しているかを数えるほうになります。数えていない状態で金額だけを見比べても、どの席が自分に合うかは決まりません。
数えるのは、完成した原稿の字数ではなく生成させた量です。書き直しを回すほど生成量は増えやすく、完成字数との差は開きます(リライトがどう数えられるかは要確認)。月によってぶれるので、直近3ヶ月ぶんを平均するのが無難です。
- 直近3ヶ月で、実際に生成に回した文字数を数える(完成した原稿の字数ではなく、生成させた量)
- その平均が50,000文字に届かないなら、Basicでも上限は余る。1文字あたりが高い席に座る前提になる
- Basicで買い足しが月6本に近づいているなら、逆転を待たずにProへ上げる(根拠は「足りないときに買い足すか上げるかは、7本目と9本目で逆転する」の章)
月に50,000文字も生成しない人にとっては、この料金表のどこにも安い席がありません。短い文章を数多く作るのが中心なら、CatchyとTranscopeの比較で扱ったように、クレジット制の別ツールのほうが合うことがあります。
文字数のほかにも上限がある
止まるのは生成文字数だけではありません。自社の情報をCSVなどで学習させる情報学習と、音声の文字起こしにも別の枠があり、それぞれ追加オプションが用意されています。
- 情報学習量の追加 … 1,000,000文字あたり月額11,000円
- 文字起こし時間の追加 … 10時間あたり3,300円
Freeプランでは、情報学習が10,000文字まで、文字起こしが5分までと書かれています。この2つは生成の4,000文字とは別枠で、片方を使い切っても、もう片方が減るわけではありません。
有料プランで学習量や文字起こし時間がどこまで含まれるかは、料金表からは読み取れませんでした(要確認)。自社のデータを大量に読ませる前提で検討している場合は、生成文字数だけを見て契約すると、別の枠のほうで止まる可能性があります。
よくある質問
文字数のほかに、プランで差が出るところはありますか?
料金表で確認できた範囲では、内部リンクの提案回数に差があります。Basicは月3回まで、Proは無制限と書かれていました。検索順位調査もFreeが3ワードまでと明記されていますが、有料プランでいくつまで調べられるかは料金表から読み取れませんでした(要確認)。文字数だけを見て選ぶと、こうした回数の枠で先に止まることがあります。
Enterpriseの600,000文字でも足りない場合はどうなりますか?
料金表にはEnterpriseより上の行が見当たりませんでした。足りないぶんは追加オプションで伸ばす形になり、単価は20,000文字あたり2,200円(1文字0.11円)のままです。個別見積もりのような枠が別にあるかどうかは料金表に書かれていないため(要確認)、この規模で検討している場合は問い合わせが早くなります。
途中でプランを上げると、その月に買った追加ぶんはどうなりますか?
プランを変更した月の日割りや、購入済みの追加文字数の扱いについては、料金表に記載がありませんでした(要確認)。上げるかどうかを決める前に問い合わせで確認しておくと、同じ月に二重で払う事故を避けられます。
無料の対話AIではなく、この料金を払う理由はどこにありますか?
料金表の機能欄には、文章を書くこと以外の項目が並んでいます。競合分析にもとづくライティングとリライト、検索順位の調査、自社の情報をCSVで学習させてから書かせる機能などです。
文字を生成するだけなら無料の対話AIでも足りるので、払う価値があるかどうかは、この周辺の作業を1つの画面でまとめたいかどうかで決まります。文章そのものの質は今回測っていないため、書き味の比較は無料のライティングAIとの比較を参照してください。
