参照した公式ページと、実機で試していないこと
この記事は、VideoProc Converter AI の無料版で「どこまでできて、どこから製品版が要るか」を、2026年10月1日に公式ページを開いて書き写した記載から整理したものです。無料版を実際に動かしての確認や、処理時間・画質の計測はしていません。
参照したのは次の5ページで、取得日はいずれも2026年10月1日です。
- 日本語の購入ページ … 「有料版VS無料版」の比較表と価格
- 日本語のサポートFAQ … 体験版で変換できる範囲の説明
- 公式サイト内の無料版と製品版の比較記事 … 機能ごとの上限(ページの更新日表示は「08-10」で、年は読み取れませんでした)
- 英語版の Free vs Full 比較ページ … 系統ごとの上限と、登録・ファイルサイズの条件
- 英語版のサポートFAQ … 体験版で編集・変換できる範囲
製品ページも開きましたが、無料版の制限値は書かれていませんでした。ページ間で表記が割れている箇所は、どちらかに寄せずに両方を書き、「要確認」としています。評価の方針は運営方針・評価基準にまとめています。
機能そのものの範囲はVideoProc Converter AIでできること、口コミと返金条件は評判・口コミの記事、永久ライセンスと年間プランの総額は料金の総額比較に分けてあります。ここで扱うのは「自分の使い方が無料版の枠に収まるか」の一点です。
2026年10月時点、変換・圧縮に「回数」の表記は見当たらない
当サイトが2026年8月27日にまとめたできることの記事では、変換・圧縮の上限について、公式内に「5分」と「5回」の両方の表記があると書きました。2026年10月1日に公式ページを見直した範囲では、変換・圧縮・DVD変換の欄は「5分」の表記だけで、回数の表記は見当たりませんでした。
ページごとの書き方は次のとおりです。
- 日本語の購入ページ … 形式変換、音声抽出、GoPro・DJI・iPhoneなどの大型動画の変換、4K MP4/HEVC/MOV出力、圧縮がすべて「五分間制限」
- 日本語の比較記事 … 高画質変換・圧縮とも「5分間まで」
- 日本語のサポートFAQ … 体験版では「最初の5分間しか変換できない」
- 英語版の比較ページ … 形式変換・音声抽出・DVD変換・圧縮がすべて「
File < 5 min」
「5回」という書き方があったのは、AI機能の欄だけでした。AI側の単位の揺れは、後の章で扱います。
一方で、「5分」が何を指すのかは、この日の記載でも一つに決まりません。日本語FAQと英語版FAQ(各動画の5分ぶんを評価用に編集・変換できる、という趣旨)は、長い動画でも先頭の5分は処理できると読めます。英語版の比較表の「File < 5 min」は、5分未満のファイルなら通ると読めます(要確認)。
無料版の止まり方がページによって違って見える点は、評判・口コミの記事でも、口コミの評価が割れる理由として取り上げています。
長い素材を無料版の中で切ってから通す、という段取りにも、この「5分」がかかります。英語版の比較表では、カット・結合・字幕といった編集系の機能も「File < 5 min」です(日本語の購入ページには編集の項目がありません)。5分を超える素材を無料版の中で短く切ってから変換する、という段取りが取れるかどうかも、「5分」の意味しだいです(要確認)。
反対に、ファイルの大きさは判断材料から外せそうです。英語版の比較ページの冒頭には、1タスクあたりのファイルサイズに制限はないと書かれています。容量の大きい4K素材でも、長さが5分に収まっていれば、サイズを理由に止まることはないという読み方になります。
使い方ごとの判定表:足りるか、どこで止まるか、次に何をするか
無料版の枠は系統ごとに単位が違うので、「無料版は使えるか」には一言で答えられません。自分の使い方に近い行を選び、右の3列を見てください。
表の区切りには、公式に書かれている数字(5分・5本・5枚・10本・3回・1080p未満・透かし)だけを使っています。変換・圧縮に本数の上限の表記が見当たらなかったため、本数で区切っているのはAI機能の行だけです(月ごとに戻るか通算かは記載が無く、この表では通算として読んでいます。後述)。
| 使い方(系統/素材の長さ/本数) | 無料版で足りるか | どこで止まるか | 次の一手 |
|---|---|---|---|
| 変換・圧縮/5分以内 | 公式の表記上は足りる(回数・期間の上限の記載なし・要確認) | 1本5分 | 無料版のまま使う |
| 変換・圧縮/5分を超える素材/ときどき | 足りない | 先頭5分で切れるか、受け付けないか(要確認) | 無料の変換ソフトと比べる(無料の動画変換ソフトとの比較) |
| 変換・圧縮/5分を超える素材/繰り返し | 足りない | 毎回5分の制限に当たる | 製品版。永久か年間かは料金の総額比較で台数と年数から決める |
| カット・結合・字幕/5分以内 | 英語版の表記では足りる | 5分(日本語ページに項目なし) | 編集が主目的なら、公式が無料と表記するVideoProc Vloggerも候補(できることの記事) |
| カット・結合・字幕/5分を超える素材 | 足りない | 5分(英語版の比較表) | 同じくVideoProc Vloggerを先に試す |
| AI動画(高画質化・補間・手ぶれ補正)/1機能あたり5本以内 | 足りる | 透かしなしの書き出しが機能ごとに5本 | 5本で仕上がりを見て、製品版の要否を決める |
| AI動画/同じ機能で6本以上 | 足りない | 6本目は透かしなしの枠の外(その先の扱いは要確認) | 続けて使うなら製品版 |
| AI写真/5枚以内 | 足りる | 透かしなしの書き出し5枚 | 複数の画像AIを使うなら、合わせて5枚の可能性で見積もる(要確認) |
| AI音声(雑音抑圧・ボーカル除去)/動画は5本以内・音声ファイルは5分以内 | 足りる | 動画は5本、音声ファイルは5分 | 5分を超える音声を扱うなら製品版 |
| 画面録画/Windows | 透かしが困らない用途なら足りる | 透かしが入る(時間の上限の記載なし) | 透かしを避けたいなら、Windows標準のゲームバーやOBS Studio |
| 画面録画/Mac | 英語版の表記では5分以内なら足りる。透かしの有無は要確認 | 5分(英語版)/透かし(日本語・OSの区別なし) | 5分を超える、または透かしが困るなら無料の録画手段か製品版 |
| Web動画の保存/10本以内・1080p未満で足りる | 足りる | 10本、M3U8は3回、解像度(1080p未満か1080pまでかは表記が割れる) | 使う前に法令・規約を確かめる(できることの記事) |
読み方のコツは2つあります。1つ目は、複数の系統を使う人は、いちばん厳しい行で結論が決まることです。変換は5分以内で済んでいても、Windowsでの録画に透かしが入って困るなら、判断を決めるのは録画の行になります。
2つ目は、AIの行だけが本数で決まることです。表の「5本以内」は、月ごとに戻るという記載が無いため、通算の枠として読んでいます(要確認)。
製品版に進む行に当たった場合も、買い方まではまだ決まりません。永久ライセンスはPC1台、年間プランはPC3台と台数の条件が違い、どちらが安いかは台数と年数で入れ替わるためです。その計算は料金の総額比較に任せます。
AIの枠は単位が揺れても、数えているのは透かしなしの書き出し
AI機能の上限は、ページによって単位の書き方が違います。
- 日本語の購入ページ … 動画系は「5本」、写真は「5枚」、AI雑音抑圧を動画に使う場合は「5つ」
- 日本語の比較記事 … 動画系は「5回まで」、写真は「5枚まで」
- 英語版の比較ページ … 各「5 watermark-free exports」
単位は揺れていますが、日本語の購入ページと英語版は、どちらも「透かしなしの書き出し」の数として書いています。数えている対象は書き出しだと読めます。ただし、6本目以降に透かし付きで書き出せるのか、書き出し自体ができなくなるのかは、どのページにも書かれていませんでした(要確認)。
もう一つ、英語版の比較表には、機能をまとめて1つの欄にしている箇所があります。
- 画像AI(超解像・顔補正・カラー化) … 3機能が1つの欄で「5 watermark-free exports」。3機能で5枚を分け合うのか、機能ごとに5枚なのかは、表の作りからは決められません(要確認)。日本語の購入ページは写真の高画質化の「5枚」だけで、同じ欄に「最大4倍まで拡大」とも書かれています
- 音声AI(雑音抑圧・ボーカル除去) … 2機能が1つの欄で「動画は5本、音声は5分未満」。日本語の購入ページは機能ごとに「動画は5本(5つ)、音声は五分間制限」と分けて書いています
- 動画AI(高画質化・フレーム補間・手ぶれ補正) … 日本語・英語とも機能ごとに5本で、まとめた欄はありません
見積もるときは、少ないほうの読み方に合わせておくのが安全です。写真を超解像とカラー化の両方で直したい人は「合わせて5枚」、音声の雑音抑圧とボーカル除去を両方使う人は「合わせて動画5本」と考えておけば、枠が機能ごとだった場合は余りが出るだけで済みます。
録画はOSで、保存は1080pちょうどで、無料版の境目が動く
画面録画について、日本語の購入ページと比較記事はOSを分けず「透かしあり」と表記しており、録画時間の上限は書かれていません。英語版の比較ページは「Win: watermark | Mac: 5 min」と、OSで条件を分けています。Macで透かしが入るのか、5分の制限がかかるのかは、2つの表記で割れます(要確認)。Macで使う人は、透かしと5分の両方がかかる前提で見積もっておくほうが安全です。
Windowsで使う人の判断は、透かしが入った録画を使える用途かどうかに尽きます。自分用のメモや作業手順の記録なら困りませんが、人に渡す動画や公開する動画には向きません。透かしなしで録りたいだけなら、できることの記事で挙げたWindows標準のゲームバーやOBS Studioのように、無料で透かしの入らない手段もあります。
Web動画の保存について、日本語の購入ページは無料版の条件を、対応サイト10以上(製品版は1000以上)、本数10本、M3U8形式は3回、解像度「1080p未満」と書いています。同じ公式サイト内の比較記事では、解像度が「最大1080pまで」です。1080pちょうどの動画を保存できるかどうかで、2つの表記は結論が変わります(要確認)。英語版の比較ページは「< 1080p」で、本数やM3U8の回数は書かれていませんでした。
ただ、この系統は制限の数字より先に確かめることがあります。動画サイトからの保存は、日本の法令や配信サービスの規約に触れる場面が多いためです。線引きはできることの記事に整理してあるので、無料版の10本を試す前に、保存したいサービスの規約を確認してください。
無料版に付いてこないもの:更新・サポートと、変換の速さ
公式サイト内の比較記事では、次の4つが無料版の対象外として並んでいます。
- 高速変換への対応
- 最新の動画処理・編集ツール
- 最新バージョンへのアップグレード
- 24時間365日のサポート
このうち判断に効くのは高速変換です。無料版が高速変換の対象外と書かれている以上、無料版で測った変換の速さは、製品版の速さと同じとは限りません。無料版で確かめられるのは、形式が合うか・音がずれないか・仕上がりが許容できるか、までと考えておくほうが無難です。
利用期間については、参照したページに、無料版を何日使えるかという期限の記載はありませんでした。英語版の比較ページには、登録不要・クレジットカード不要とあります。記載から見る限り、体験期間が切れる前に急いで試す必要はありません。
買う前に使える保険として、購入ページには30日間の返金保証の記載もあります。ただし返金されない条件も別に定められているので、あてにする前に評判・口コミの記事で整理した条件を読んでおいてください。
よくある質問
無料版に使える期間の上限はありますか?
参照した公式ページには、無料版の利用期間の記載はありませんでした。英語版の比較ページでは、登録もクレジットカードも不要とされています。期間の代わりにかかっていると読めるのは、変換・圧縮の5分、AI機能の5本・5枚といった系統ごとの枠です。
5分を超える動画を無料版に入れると、どうなりますか?
どちらの読み方でも、5分を超える動画を最後まで無料で変換することはできません。先頭の5分だけが処理されるのか、そもそも受け付けないのかは公式ページ間で読み方が割れており(要確認)、根拠は上の「回数の表記は見当たらない」の章に並べました。
変換や圧縮をした動画にも透かしは入りますか?
日本語の購入ページで、変換・圧縮の欄にかかっているのは「五分間制限」で、透かしの記載はありません。透かしの記載があるのは、画面録画と、AI機能の「透かしなしの書き出し」の枠です。変換・圧縮で気にするのは、透かしよりも長さのほうです。
無料版のAI機能の5本は、毎月もとに戻りますか?
購入ページ・比較記事・英語版の比較ページのどれにも、月ごとに戻るとも通算だとも書かれていませんでした(要確認)。通算の5本と考えて、試す素材は製品版を買うかどうかの判断に役立つものを選んでください。たとえば、実際に直したい古い動画の中から、状態の悪いものを選ぶ使い方です。
